百鬼夜行

素性を知られぬままエンジニアになることを目指します

「ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」を読んで(イントロダクション)

趣味としてクリエイティブコーディングをやりたいと思い、まずは買って読んでみた。 この記事ではイントロダクションの感想について述べたい。

イントロダクションでは、「ジェネラティブ・アート」というものをいろんな言葉で語っている。 単純に訳すと、生成的な芸術と訳せるかもしれないが、この「生成的な」に多くの意味が詰まっている。

f:id:yagyosan:20180506193339p:plain

僕が個人的に気に入っている表現としては、「有機的」と「機械的」という対比があることだ。 ジェネラティブ・アートは、自然物が成長するように、自己生成的に自らを作り上げて行く。 その指向性はカオスではあるが、しかし結果として全体として調和が取れるようになっている。 このような意味で「有機的」という言葉が使われているようだ。 反対に機械的(もしくは人工物的?)なモノは、秩序や規則の中でのみ構築される。

そしてジェネラティブ・アートは、プログラミング言語という機械的な手段を用いて、有機的なアウトプットをした芸術なのだと、僕は解釈している。おそらくこれは狭義の解釈だと思うが、読み進めるごとに何度も読み返して、より理解を深めたい。

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド

[普及版]ジェネラティブ・アート―Processingによる実践ガイド